From 楕円球LOVE!

ラグビー日本代表、新ジャージのこだわりが凄すぎる件

2019.07.12 Fri

7/4、都内で行われたラグビー日本代表新ジャージの発表会に、楕円球LOVE!も潜入してきました! かなりカッコイイ! そして、こだわりが半端なかった!

スモークと赤い照明の演出の中、ジャージのお披露目。左からラファエレ ティモシー選手、堀江 翔太選手、リーチ マイケル選手、ヴィンピー・ファンデルヴァルト選手、福岡堅樹選手。

ジオン風から連邦軍テイストへ?

新ジャージに身を包み、颯爽と登場したリーチマイケル主将ら5名の日本代表選手たち。ラグビー日本代表といえば、白と赤の縞模様に桜のエンブレムがトレードマーク。前回大会では伝統の縞模様が曲線を帯びていましたが、今回は直線を基調としたシャープなイメージです。前回大会がジオン風としたら、今回は連邦軍的な?(ガンダムファン以外の方、分かりづらくてすみません!)

もちろん、実際には連邦軍をモチーフにしたなんてことはなく、デザインモチーフは「兜:KABUTO」。「日本ラグビー、日本人の持つスピリット“武士道の精神”で世界と戦う」という意味が込められているそうです。フロントの鋭角な縞模様のラインは、兜の前立てがモチーフなんですね。今回新たに伝統の白と赤にプラスされたゴールドは、日本が世界の誇る富士山のご来光を表現したものなんだとか。

このジャージを日本代表に提供するのは「カンタベリーオブニュージーランドジャパン」。ニュージーランドで1904年にウールニットメーカーとして創業された、ラグビーファンには鉄板のブランドです。1997年からラグビー日本代表のオフィシャルパートナーとなり、1999年ウェールズ大会以降、ワールドカップの全ての大会で日本代表ジャージを提供し続けているそう。発表会では、過去の日本代表ジャージも展示されていました。今回のワールドカップでは、日本のほか、優勝候補のイングランド代表やアイルランド代表など、出場国中計7カ国のジャージがカンタベリー製。

過去5大会の日本代表ジャージ。オーセンティックなシマシマの1999年ウェールズ大会のジャージ(一番左)もレトロでカッコイイ!

ポジションによって糸から違う、3種類のジャージ

にわかな楕円球LOVE!編集部がびっくりしたのは、なんと各ポジションの動きの特性に合わせて、別々のジャージが存在すること! 実は前回の2015年大会用でも、フォワード用とバックス用でシルエットの異なる2種類のジャージが存在していたそうですが(知らなかった!)、なんと今回は3種類。最前線でスクラムを組むフロントロー(プロップ、フッカー)用、スクラムではフロントローを支え、攻撃時はバックスをサポートするセカンドロー&バックロー(ロック、フランカー、ナンバーエイト)用、そしてフォワードが獲得したボールをトライにつなげるバックス(スクラムハーフ、スタンドオフ、センター、ウイング、フルバック)用の3種類があって、シルエットだけでなく、なんと糸から違うんだとか。こ、こだわりが凄すぎる!

キャプテンのリーチ マイケル選手(フランカー)も、新ジャージに満足そうな笑顔。
福岡 堅樹選手(ウイング)は「つかまれにくい工夫がされているのがいい」とアピール。
ラファエレ ティモシー選手(スタンドオフ)は、青を基調としたセカンドジャージも着用。

日本の英知を結集した、オールジャパンメイド

フォワード用は適度な伸縮性を保ちながら、強度に優れた福井県の生地メーカーによる経編(たてあみ)の素材。バックス用は、より軽量性やストレッチ性に優れた和歌山県の生地メーカによる丸編(まるあみ)の素材を使っているそう。それに熟練のパタンナーの技、3Dプリンターなどの先進技術を組み合わせ、生地、加工、縫製に至るまで全てメイドインジャパンで仕上げられたのが、今回の日本代表ジャージというわけです。

近くで見ると日本の伝統からインスピレーションを受けた、勝利を祈願する吉祥文様が。おなじみの桜のエンブレムは今回3D化!

レプリカジャージは、早めに入手すべし!

サッカーや野球などでは、選手用と全く同じ「オーセンティック仕様」などと呼ばれるユニフォームも一般に発売されることが多いですが、今回の日本代表ジャージで一般販売されるのはデザインを踏襲した「レプリカジャージ」のみ。なんでもあまりのこだわりっぷりから、もし一般販売するとしたら、一着がとんでもない値段になってしまうとか。それとともに、ラグビーの世界では「選手が着用するジャージは神聖なもの」という意識が、他のスポーツ以上に強いことも理由なんだそう。こんなところも、なんだかラグビーらしくていいなと思ったのでした!

2015年大会の際は、南アフリカ戦の勝利の後、瞬く間にレプリカジャージは完売してしまったとのこと。すでに7/10からレプリカジャージの販売が開始されているので、早めに手に入れるのがオススメですよ!

INFORMATION: 「2019年ラグビー日本代表 レプリカジャージ」は、カンタベリーショップおよび全国のカンタベリー取扱店にて販売中(¥9,800~¥10,800、キッズ用は¥4,800~¥5,300)。同レプリカジャージを購入された方に先着で限定タオルマフラーをプレゼントするキャンペーンも実施中。
http://www.goldwin.co.jp/canterbury/japan_replicajersey2019/ Photos:Yuumi Hosoya