From 楕円球LOVE!

楕円球LOVE!的マッチプレビュー ウェールズvs.フランス|2020年東京五輪でも注目のフランス代表CTBヴァカタワ

2019.10.20 Sun

ラグビーワールドカップも決勝トーナメントに突入し、10月20日(日)は大分・大分スポーツ公園総合競技場で準々決勝、予選プールC・2位のフランス代表(世界ランキング8位)とプールD・1位のウェールズ代表(同2位)の一戦が行われる。

トンガ戦でトライをあげ、チームメイトに祝福されるヴィリミ・ヴァカタワ(右)。

フランス代表は、過去ワールドカップ準優勝3回の強豪だが、前回大会以降は欧州内でも精彩を欠き、今大会でも下馬評はさほど高くなかった。それでも、フランスはちょうど今の日本と同じように、2023年にラグビーワールドカップ、24年にパリ五輪が控えており、そのためにはどうしても次に繋がる実績が必要だった。

今年になって次期ヘッドコーチに就任予定の元フランス代表SHのファビアン・ガルティエがアシスタントコーチに入閣したことや、またベテランと若手がうまく融合し、今回「死の組」と呼ばれたプールCでもライバルのアルゼンチンを退けて、決勝トーナメントにしっかりと勝ち上がってきた。

その中でもセブンズでもプレーしていたCTBヴィリミ・ヴァカタワ、WTBアリヴェレティ・ラカといったフィジー出身のバックス選手が、フランス代表のトライゲッターとして活躍している。

ラグビーの代表になるには、(1)その国で生まれていること、(2)両親または祖父母のいずれかがその国出身、(3)その国に継続して3年以上(2020年末からは5年以上)居住している、(4)10年居住、のいずれかの条件を満たすことが必要である。

だがフランスではさらに厳密であり、ラグビーながら2016年からは、フランスのパスポートを有していなければ、15人制も7人制もフランス代表にはなれないというルールができた(それ以前にフランス代表として試合に出た外国人選手は除く)。

 よって、2019年大会のフランス代表は全員がフランス国籍であり、ヴァカタワもラカももちろんフランスのパスポートを保有し、ヴァカタワはリオ五輪にも出場し、日本代表と対戦した。

ウェールズ戦には、残念ながらWTBラカはメンバー外となったがCTBヴァカタワは先発出場する。パスポート主義である来年の東京五輪でもこの2人が出てくるかもしれないから、注目しておきたい。

INFORMATION: ラグビー ワールドカップ2019日本大会
準々決勝
ウェールズvs.フランス
10月20日 16:15
大分スポーツ公園総合競技場


10月20日その他の試合は...
準々決勝
日本vs.南アフリカ
19:15
東京スタジアム

Photos:AFP/AFLO Text:Kenji Saito