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楕円球LOVE!的マッチプレビュー 南アフリカvs.ナミビア | スプリングボクスの最年長&縁の下の力持ちに注目

2019.09.28 Sat

9月28日(土)は、日本対アイルランド戦のほかにも2試合が行われる。その中からプールB・南アフリカ代表対ナミビア代表のアフリカ勢同士の対決をピックアップ。

キャプテンとして前日練習を先頭にたって引っ張る、スカルク・ブリッツ選手。

初戦で「オールブラックス」ことニュージーランド代表に13-23で敗れたとはいえ、過去優勝2回の優勝を誇る「スクリングボクス」こと南アフリカ代表が優勝候補の一角であることは変わりない。

そんな南アフリカ代表は初戦オールブラックス戦から13人の選手を入れ替えたが、驚いたのはゲームキャプテンが第3HO(フッカー)のベテラン、スカルク・ブリッツで、しかも本来のHOではなくNo.8(ナンバーエイト)として先発する。

ブリッツは、2015年のワールドカップに出場したLO(ロック)ヴィクター・マットフィールドに次ぐ南アフリカ史上最年長の38歳4ヶ月でのワールドカップに出場することになる。

2009年からおよそ10シーズンに渡ってイングランド・サラセンズでプレーし、現イングランド代表のHOジェイミー・ジョージは常にブリッツを手本としていたという。

昨年で現役引退を表明し、オックスフォードの修士課程で学ぶことを明言していたが、ラシー・エラスムス監督の熱烈なラブコールを受けて母国で現役を継続し、ワールドカップに出場を果たした。

エラスムス監督は「彼の経験と穏やかさはチームを落ち着かせることができます。(敗戦の後の)このような試合の時は非常に効果的です。そして誰よりもハードワークしている姿に選手も敬意を寄せています」と絶大な信頼を寄せる。

ブリッツ自身は「(ナミビア代表は)同じアフリカーンス語の国なので、コールが使えなくて困るな」と冗談を交えつつ、「国を代表して戦えるのは幸せなこと。学ぶのはそのあとでも遅くない。若い友人もたくさん増えた」と復帰の理由を語りつつ、「まずはオールブラックス戦の反省を生かしてベストのパフォーマンスをする」とキャプテンらしく締めくくった。

スプリングボクスの最年長、そして縁の下の力持ちが、ワールドカップの舞台で発揮するリーダーシップに注目してほしい。

INFORMATION: ラグビー ワールドカップ2019日本大会
POOL B
南アフリカvs.ナミビア
18:45
豊田スタジアム


9月28日その他の試合は...
POOL A
日本vs.アイルランド
9月28日(土)16:15
小笠山総合運動公園エコパスタジアム

POOL C
アルゼンチンvs.トンガ
13:45
東大阪市花園ラグビー場
Photos:AFP/AFLO Text:Kenji Saito