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楕円球LOVE!的マッチプレビュー スコットランドvs.サモア | 4年前日本撃破の立役者SHレイドロー

2019.09.30 Mon

連日熱戦が繰り広げられるラグビーワールドカップ、9月30日(月)は、神戸で、日本代表と同じプールAのスコットランド代表とサモア代表が激突する。

4年前の日本戦で大活躍。ルックス、プレースタイルともにインテリジェンスを感じるSHのグレイグ・レイドロー。

スコットランド代表とサモア代表は1991年のワールドカップでの初対戦以来、テストマッチではスコットランド代表が9勝1敗1分けとリードしている。ワールドカップでは3度対戦し、前回の2015年大会も予選プールで対戦し、スコットランド代表が36-33でサモア代表の猛攻をかわして勝利している。

その2015年大会で、スコットランド代表の36点中26点を稼いだのが、当時キャプテンを務めていたSHグレイグ・レイドローである

正確無比な右足からのキックと、冷静な戦術眼と強気なゲームコントロールを大きな武器とし、前回大会の日本代表戦でも4PG&4ゴールの20得点を決めて45-10で快勝した試合の立役者のひとりだった。

グレイグの伯父であるロイはスコットランド代表でキャプテンを務め、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ遠征にも4回選ばれた伝説的なSHだ。その息子で、グレイグにとってはいとこにあたるクラークは現ニュージーランド男子セブンズのヘッドコーチという、エディンバラのラグビー一家に育った。当然グレイグも小さい頃からラグビーを始め、オーストラリア代表SHジョージ・グレーガンにも憧れていた。

現在はフランスのTOP14・クレルモンでプレーするレイドローだが、2015年大会での印象が強いためか、日本でも多くのファンに注目されている。そのためチームメイトのFBスチュアート・ホッグがその人気に驚き、日本に来てからは「Mr.グレイグ(グレイグ氏)」と呼んでいる。その一方でホッグ自身は最近ずっとSOフィン・ラッセルによく間違われるため「髪型を変えようか」とぼやいているという。

今大会ではキャプテンをHOスチュアート・マクイナリーに譲ったものの、やはりベテランSHの経験とリーダーシップはチームにとっては大きな力となるはずだ。予選プール初戦でアイルランド代表に負けたショックを払拭し、チームに勢いを取り戻すプレーをサモア代表戦でSHレイドローが見せれば、最終戦でスコットランド代表と対戦する日本代表にとっても脅威となろう。

INFORMATION: ラグビー ワールドカップ2019日本大会
POOL A
スコットランドvs.サモア
9月30日(月)19:15
神戸市御崎公園球技場
Photos:REX/AFLO Text:Kenji Saito