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楕円球LOVE!的マッチプレビュー ウェールズvs.ジョージア | チームを鼓舞する「ガリアの戦士」と「ゴルゴジラ」の激突!

2019.09.22 Sun

ラグビーワールドカップ日本大会も4日目を迎える9月23日(月)、愛知・豊田スタジアムで、予選プールDの一戦、ヨーロッパの強豪で今年の欧州王者ウェールズ代表と、東欧の雄・ジョージア代表の一戦が行われる。

今年のシックスネーションズで最優秀選手に選ばれたウェールズの「ガリアの戦士」、アラン・ウィン=ジョーンズ選手。

「レッドドラゴンズ(赤い竜)」の愛称を持つウェールズ代表は、今年のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)で、現在、世界ランキング1位のアイルランド代表や優勝候補のイングランド代表を抑え、グランドスラム(全勝優勝)を達成し、プールDでもオーストラリア代表と1位通過を争うと目される強豪チームだ。

一方、自国の民俗スポーツである球技にちなみ「レロス」という愛称で呼ばれるジョージア代表は、格闘技も強いことから、伝統的にスクラムを武器とし、フィジカルをウリにするチームだ。

そんな両者の対決の見どころは、チームを鼓舞する「ガリアの戦士」と「ゴルゴジラ」の激突だ。

ウェールズ代表のキャプテン、LO(ロック)のアラン・ウィン=ジョーンズは、身長196㎝、その風貌や物静かな落ち着いた雰囲気から「ガリアの戦士」と呼ばれる。

すでにテストマッチの(国際試合)のキャップ数は130キャップ近くに上る。2016年の秋には、父の死去の2日後のアルゼンチン代表戦に復帰し、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)を獲得する気迫のこもったパフォーマンスを見せた。今年のシックスネーションズでも体を張ったプレーでチームを引っ張り、グランドスラムを決めたアイルランド代表戦では19タックルをミスなく決めて、大会の最優秀選手に選出されている。

ジョージア代表のFL(フランカー)/No.8(ナンバーエイト)マムカ・ゴルゴゼは、前キャプテンで、2年前に一度代表を引退したが、今大会直前にジョージア代表に電撃復帰をした。

やはり196㎝という体格とそのプレースタイルから、かつて所属していたフランス・モンペリエのファンからは「ゴルゴジラ」、そしてジョージア代表ファンからは「ガリヴァー」と称されている。FWでありながら得点感覚にも長けており、ジョージア代表史上最多の26トライ、そしてワールドカップでは今大会までただひとり3トライを挙げている。

ウェールズ代表とジョージア代表は過去に1度しか対戦したことがない。2017年にウェールズ代表のホーム、カーディフにあるプリンシパリティスタジアムで、13−6とウェールズが辛くも逃げ切っている。なお、この試合に出場していたウェールズ代表の選手はFB(フルバック)リアム・ウィリアムズだけだった。

もちろん、展開としては優勝候補にも挙げられているウェールズ代表が有利であり、ジョージア代表が挑む形が予想されるが、両チームの2人の熱いFW同士のぶつかり合いは迫力満点である。

INFORMATION: ラグビー ワールドカップ2019日本大会
POOL D
ウェールズvs.ジョージア
9月23日(月)19:15
豊田スタジアム
Photos:REX/AFLO Text:Kenji Saito